ただ声がいいだけの人や唄が上手いだけの人は『声者(くいしゃ)』と言います。島唄を上手に唄い曲や歌詞をたくさん知っていて、その意味や時代背景までも熟知している人のことを『唄者』と言います。
ここで紹介するのは私(管理人)のお気に入りの唄者たちです。
 
唄 者 出 身 紹  介
あさざきいくえ
朝崎郁恵
瀬戸内町 子供の頃から天才少女と言われた唄者。
父親・母親共に奄美の唄者で、その声を聴けば奄美の海が目のあたりに広がる。
かつしまとくろう
勝島徳郎
瀬戸内町 哀愁ある渋い声と独特なリズム感で唄い弾く。
シャミを弾きながら指笛をし、足でバチを持って太鼓を叩くというマルチプレーヤーでもある。
たけしたかずひら
武下和平
瀬戸内町 百年に一人の唄者と言われる奄美民謡界の重鎮。
主に関西で活動。
最近は少々声に元気がなくなってきてるようだ。
あたりこうすけ
中 孝介
名瀬市 まだ二十代前半ながら渋く枯れた声で島唄を歌い上げる。ピアノの名手でもある。これからが楽しみな唄者ナンバー1である。
つきじしゅんぞう
築地俊造
笠利町 北大島を代表する唄者。昭和54年日本民謡大賞優勝。
右手にシャミのバチと太鼓のバチを持ち、同時に演奏するという離れ業を持つ。
えみこねえ
笑子姉ぇ
喜界町 唄者としては無名だが、即興でユーモアたっぷりに唄う朝花節は絶品。御歳79歳(H14年)とは思えないバイタリティの持ち主。ゲートボールの名手でもある。

 

 

 

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